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「がんもどき」と「もどき料理」

2020年07月10日

 

こんにちは。

ブログ担当の鈴木です。

お出汁を吸ったがんもどき、ジュワーとして美味しいですよね。
鉢の木のメニューにも良く登場します。
今回はこの「がんもどき」についてご紹介していきたいと思います。

 

「がんもどき」とは「もどき」とあるように、もどき料理の一つです。

諸説ありますが、鳥の「雁」の肉に似せて作ったから「雁もどき」という説が有力です。
また、鶏肉の肉団子の事を和食では鶏丸(がん)というのですが、
この丸(がん)に似せて作ったから「がんもどき」という説もあります。

この似せて作るという料理が、「もどき料理」です。

もどき料理は、もともと精進料理から生まれた料理です。
日本を初めとする東アジアに広まった仏教では、お肉やお魚を食べる事が禁じられてきました。

そこで考え出されたのが、もどき料理。
植物性の食材を使って、動物性の食材の見た目や食感などを再現する料理です。
野菜だけじゃ味気ないな〜・・なんて思った人が、いたのかもしれませんね。

日本の精進料理だけでなく、中国や台湾の「素食」でも、
湯葉を加工してハムに似せたり、キノコの食感をお肉に似せて調理したりと様々なもどき料理があります。

がんもどきのベースはお豆腐です。
お豆腐とお野菜で、肉団子を模した料理が「がんもどき」です。
がんもどきは、日本の代表的なもどき料理の一つといっていいでしょう。

 

鉢の木のがんもどきの作り方は至ってシンプルです。

1.お豆腐に重しをし、水抜きをします。
2.水抜きしたお豆腐をすり鉢で滑らかにし、大和芋を入れ更に混ぜます。
3.ここにお野菜、調味料を投入します。
因みに当店では、人参、キクラゲに胡麻を入れています。
4.適度な大きさに丸め、揚げていきます。
はい!ここで鉢の木ポイント!揚げる温度は低温の130℃。
ぷく〜と膨れて、菜箸で持ち上がるようになったら引き上げ時です。

5.しっかりと冷めたら、一度油抜きをして、お出汁と調味料で炊き上げます。
6.炊き上げてから一度冷ますことで、味が染み染みのジューシーながんもどきの完成です。

因みに、揚げたて出来たてを生姜醤油を付けて、フーフーしながら食べると最高です!!

シンプルだからこそ、素材の滋味が味わえる。
そんな鉢の木のがんもどき。

ぜひ、お試し下さい。