冬:白菜

朝晩には息が白く曇り、落ち葉の舞う音が聞こえてきます。

暖かいものが恋しい季節になりました。 鍋物に相性の良い白菜は、冬が本場です。まだ暖かいうちに芽を出し、太陽に当たって葉がきゅっと締まって結球(玉を作る)します。この時期の寒暖が、肉厚で水分たっぷり、甘みのある白菜を育てます。もちろんビタミンやカルシウムも豊富。冬場の貴重な野菜です。

関東では秋から冬に出荷されますが、鎌倉では寒さが本格的になる頃から春先までが出荷時期。緑もみずみずしく、茎の白さもひときわ輝き、丸々とした大きな白菜が畑で育ちます。遅めに出荷される白菜は寒さから守るため、外側の葉をわらでしばって畑で寒さをすごします。なんだか帯をしているみたいでチャーミング。暖かくなると、白菜からアブラナのような黄色いかわいい花がちょこんと咲きます。

鍋、煮物、漬物にサラダ。白菜は万能選手。食卓をおいしく楽しく飾ってくれま

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